発起人・鮫島院長より 母親学級卒業生へのメッセージ
最近、子供を標的にした物騒な事件が頻繁に報道されていますが、皆さんは育児を楽しんでいますか? 色んなことを経験して母として強い女性に変身された事と嬉しく思います。
さて、今回私の考えに賛同してくれる人を呼び集め、ボンディングについて語り合うことが出来ました。この目的は、さまざまな方面に視野を広げて欲しい、人と人の温もりを感じあえる絆を創ることができればな~と思っています。最終的にここを通して皆さんがどのように進んでいかれるかは分かりませんが、最後に絆が出来ていれば本望です。
私が各母親学級で皆さんの心に"樹"を植えました。覚えていますか?
あのころは出産のこと・宿題のことで頭がいっぱいだったかもしれません。でも、もう子供たちも一人の人格として目覚め、成長が始まりました。あの時植えた"樹"・・・少しは考える余裕が出てきたでしょうか?
- 育児に関して、一人で悩まないでください。
誰にも話さない・会わない・会わせないなんて、寂しい引きこもり育児はしないでください。 - もし身近にハンディキャップを持って生まれた子育てに悩む人が居たら、自分のことと置き換えて
支えてあげられる優しい親になってください。 - 事情で育てられなくなっても付き添っているだけが育児ではない。
社会全体が、温かくて、養育の芽を摘まない、目を伏せない社会・・・そんなのが出来たらとても素晴らしいと思いませんか?
いつも私が考えていることは、1つです。ボンディング(絆)つくりです。どんな父親も母親も決して一人では生きてきていないはず。誰かに出会い触れあい沢山のことを経験してきたと思いませんか?
そこで、ひとつのきっかけになればと思い、意を決して、はじめてみようと集まってもらいました。
私はこれから皆さんの"樹"が、どのように成長し幹を伸ばし、葉を繁らせ、実を実らせ、木陰に佇みに来た人を休ませたり、元気付けたりしていくようになるのか楽しみにしています。これからは、私はみなさんの"樹"がぐらつかない、しっかりと根を張り巡らせられるように、私は栄養剤であり続けられるように頑張っていきます。みなさんも素敵な樹に成長させてくださいね。
さめじまボンディングクリニック
院長 鮫島浩二
ぱわふるマミー